ママを求めて三千里

雑多なことを徒然なるままに

ロンダリングにも色々ある<院浪してました(中編)>

いんろうぐらし!後編・・・と思ったけど多分中編です。

 

 

休学を決意してから休学届に必要な直属の上司(研究室の教授)と部長(専攻の長)の署名を航洋艦晴風((の如く集めて然るべき窓口に提出。審査に時間がかかるのか知らんけど締切ギリギリに出してから2週間~1ヶ月で受理した旨の封筒が届いて無事に実質ニート生活スタート。最初の3ヶ月は特に何もせず、年明けからスタートしようとまずは情報収集に取り掛かりました。思えば、圧倒的にこれが不足してたために落ちたような気もしなくは無い。

 

さて、前回上げた二つの疑問をもう一度上げておこう。

  • 他の研究室で頑張って勉強してた奴が落ちる
  • 内部生の不合格率の高さ

まずはこの真実を探らなければ来年も同じ目に遭うと思い探ることにした。しかし、休学してるから大学に行けないのでは?と思う方もいるかもしれない。実は、休学したからといって必ずしも大学に行ってはいけないということは無いのだ。むしろ気を楽にして行くことが出来た気もする。講義を受けて単位を認定してもらうことは出来ないが、単位は揃ってたし図書館は使いたい放題だし実質タダで大学行けて最THE高。人間何か背負うものがなくなるとポジティヴになれるというのは本当である。まあ、ほとんどは図書館利用という名目で某ラーメン屋に通いつつ入り浸っていたわけなのだが。

 

閑話休題。大学に行くときは大体研究室や学科の同期と会って話をしてました。自分の所属してる学科が比較的小さいとこだったこともあり割と噂はすぐに回って来やすく、休学中の情報収集はこうして行っていました。卒論で修羅場のとこ付き合ってくれてありがとう。こうして集めて行くうちに世のカップルが浮かれている時期になると院試結果の真相というものも分かってくるわけです。リア充爆発して渋谷一掃に貢献して。

まず、1つ目の疑問の答えについて。これは2つ目の疑問にも直結するのですが、傾向の大幅な変更でした。とある教授が下の代の講義中に「今年は傾向を変えて難しくしたんだよね~」と仰っていたそうです。このことから意図的な改変が行われたわけですね。問題を見れば一目瞭然なのですが証言を得ることは確かな手がかりになる訳です。また、ちょうどこの頃教授陣の大規模入れ替えが行われて問題作成者が変わったことも原因なのかなと推測できました。

そして、2つ目の疑問の答え。自分の大学には学部時代の成績優秀者を選抜して天上りさせてしまうシステムがあるのですが、これは内部生に限らず外部生にも与えられているわけです。本来内部生を確実に受からせるためのもので、8割くらい(推定)は内部が占めるので内部生が有利と言われる所以の1つだったわけです。ところが蓋を開けてみるとこの枠の半数近くが外部。単純に外部が多かったって話ではなかったようでここにカラクリが潜んでました。

多くの大学では学期末の成績評価が「優(A )・良(B)・可(C)・不可(D)」となっているかと思いますが、自分の大学では点数方式で60点以上で単位認定という控えめに言ってモチベの上がらないシステムでした。では、内部と外部で成績評価方法が違う場合どのように換算するかというと、例えば「優」を取ったことにします。「優」は75%以上、つまり75~100点の範囲であれば成績優秀とされます(※大学によって範囲が異なる場合があります)。この時点で点数がそこそこ良ければトップ層というロンダリングが出来るわけですね。しかし、前述の指標では幅が出来てしまい、点数方式に当てはめる必要があります。元々あった点数がそのまま使われたのかは定かではありませんが、元の成績を出した側からすれば外部に当たるので本当の成績は分からないわけです。恐らくこの幅を換算する式または方法によって、あたかも点数方式でのトップ層という偽りの成績が出来るわけです。実際、1年前の自分の専攻でも今年の別の専攻でも内部切りが行われたらしくそういったカラクリ潜んでるのは事実みたいです。

 

こうして教授陣による内部排斥が行われたというわけです。もう1度言うけど、ちゃんと勉強したら受かるって話なんですけどね。 学部時代を含めても後々楽するには最初頑張っとくのが一番なんです。これは身を持って理解しました。

 

 

 

情報は集まった。後は戦略を立てて勉強をするのみというとこまで行ったのですが、この後それだけでは済まない事実に直面します。それは次の記事に書こうと思います。

これ次で終わるかも怪しくなってきた・・・。