ママを求めて三千里

雑多なことを徒然なるままに

院浪してました(前編)

ブログ開設のご挨拶の次の内容としては相応しくないと思いながらもあえて書きます。

あまり公にしていなかったのですが実は院浪してました。大学受験に失敗して浪人するっていうのはよく聞く話ですしそこまで卑下されてないと思っておりますが、大学院受験に失敗して浪人するというのはあまり聞かない話ですし下手したら近所の笑い者にされかねない扱いが待っているかもしれないのです。ですが、これから院へ進もうと考えている人に自分の経験を踏まえて反面教師的なアドバイスになればと思い晒すことにします。

 

事の始まりは去年の夏、ちょうど1年前。ゼミが院試2週間前までずれ込み控えめに言って絶望的な残り日数で院試勉強スタート。この時点で色々おかしいというかそれよりももっと前から勉強しろよってツッコミはここでは流して・・・理由は色々あったのですが、正直勉強できる環境とメンタルではありませんでした。また、先輩からこの学年の人数なら全員受かると言われてたのもあり当時の自分は慢心してたんでしょう。

そして試験当日。過去問で一通り勉強したものの本質的なことは何一つ理解してなく、「過去問に似た問題が出れば解ける」状態でした。でも世の中そんなに甘くない。

まず、ほとんどの問題の傾向が一斉変更。この時点で手が止まります。続いて1問目を解いてみるも方向性が掴めない。ここで焦りが出てきます。闇雲に考えてみるも何も浮かばず時間だけが過ぎていく。他の問題に移ってみるもあれもこれも分からない。

大体の場合、試験時間の半分が過ぎたところで火事場の馬鹿力とやらを発動させて解答のでっち上げを開始すると思うのですが、それすらも出来ずタイムリミット。

そんなわけで、よく期末試験シーズンに見かけるドヤ顔コナン君からの熊のプーさん一転攻勢状態に直面しました。ボロボロの悲壮感を通り越して「投稿者:底辺糞学生 やっちまったぜ。」って感じに無心でした。しかし、自分のところは翌日面接があるタイプの日程だったので先輩から面接でワンチャンあるって励まされつつ発表に使うスライド作成を手伝ってもらいながら翌日の面接に臨みました。先輩には終電間際まで手伝ってくださり頭が上がりません。

翌日、面接は何とかクリアしたもののまあ無理だろうなとこの時点では同期全員誰もが思ってました。

 

さて、内部生だと結果発表というか大まかな結果はある程度事前に知らされる訳なのですが、予想通りダメでした。しかも残りの同期は全員受かってるって・・・

ウゾダドンドコドーン!

いや現実です。受ける前からムリダナ(・×・)と分かってたから特に凹むことはなかったんですけども。ただ、気がかりな結果になりまして

  • 他の研究室で頑張って勉強してた奴が落ちる
  • 内部生の不合格率の高さ

という疑問が残りました。試験だから何が起きてもおかしくないというのが一般論ですが、逆に大学院試験では内部生が有利な結果になるのも事実です。これについては後ほど判明するのですがここでは割愛します。

 

こうして見事院試不適合者というレッテルが貼られた訳ですが、自分に残された道はいくつかありました。

  1. 就職する
  2. 他大学へ院進
  3. 1年後受けなおす

(1)はちょうど就活開始時期が後ろ倒しにされて悲劇を生んだ世代だったこともあり事前に就活をする余裕も無く、選考開始時期が院試と丸被りで諦めてました。また、これから就活するにしても行きたい企業が残っているわけでもなく、好きでもないところには行きたくなかったのでこれは却下しました。*1

(2)は考えたこともありましたが、自分のやっている分野を扱っているところが少ないのとまだ東京を出たくないこともあってこれも却下しました。

以上から(3)を選ぶことにしたのですが、ここでも2通りのアプローチがありました。

  1. そのまま卒業して受けなおす。
  2. 休学or留年して受けなおす。

 結論から言うと自分は1年間休学して受けることにしました。つまり実は1年間ニートしてたわけですね。というのも卒業に必要な単位は卒論を除いて足りていたし、留年すると学費が1年余分にかかるわけです。また、そのまま卒業してしまうと学割だの図書館だの利用が出来なくなってしまうことからデメリットの方が大きい。別の同期は卒業してから研究生*2として半年やることにしたみたいだったのですが、研究室に拘束されるのには変わりはないのでこれもNG。というか自分研究室嫌いすぎだろ。

 

そんなこんなでここから1年にも及ぶ叛逆の物語?が始まるわけなのですが、続きは後編で。

*1:後から聞いた話ですが、多くの大手企業は選考開始時期より前に内定を出すみたいです。自分の行きたい企業もまあそういう感じでして知ってたら受けていたのにと後悔先立たず。カウンセラーの嘘つき。

*2:学費半分+αで自由に研究できる制度。しかし社会人扱いになるため学割はもちろん、定期券も通勤定期になるという社畜・・・いやラボ畜に近づける素晴らしいシステム。

よくある最初のテンプレ

いわゆるご挨拶です。人との関わり合いで外せない挨拶。これを欠いては何事も始まりません。

どうもup5710と申し・・・たいところなのですが、以前から「これどうやって読むの?」というご意見が後を絶えず正直自分でもこれといったHNを持ち合わせていないものなのでここでは”ういろう”と仮称することにします。HN決めるときって大事だよね。いつもはTwitterで偏差値マイナスな戯言を電子の海に排出してるだけのbotと化してます。

 

さて、実はかなり昔にブログをやっていたのですが長続きせず、結局Twilogが出る前まではその機能を補うためだけのツールとして放置してました。そんな最中、周囲のフォロワーがブログを次々と始めるようになり自分もやってみたいなと思うようになってました。とはいえ、周りの方々のように自分にはコンテンツ力なるものがないものですから、思ったことを気が向いたときに適当に書くだけの場にしようかなと思っております。

 

ここまで書くのに40分経過。相変わらず文才と構成力がないものだなと痛感する。レポートや原稿をやっている気分です。

 

こんな感じですがよろしくお願いします。